はじめに&参考になるサイト
ということで唐突に始まりましたが、この度前々から気になっていたGeccoから発売されているゾンビのプラモデル「地獄のゾンビ黙示録」を購入したのでその制作記を書いてみようと思います。
ここではプラモデルを作ったことのない人やクマゾンビにもわかるように基本的な作り方から説明していきます。
これまで模型に興味はなかったけど自分だけのゾンビフィギュアを手にとってみたい方や、単にゾンビの造形物に興味のある方、ふだん他ジャンルの模型を作っている方に少しでも楽しんでいただければと思います(頼りない話ですが、私自身ゾンビのプラモデルを作るのは今回が初めてです)。
プラモデルを作る上で大変参考になるサイトや書籍はたくさんあります。その中でも私が個人的にとてもお世話になったHow toサイトを以下にご紹介しますのでぜひ一度ご覧になってみてください
- もみあげ牧場さんの模型講座のページ
読みやすく、面白く、各素材についての検証なども充実している素晴らしいページです。制作ジャンルも幅広くいくらでも見ていられます。 - 図解!なんでも制作日記さんのプラモデル・制作のコツのページ
こちらも親しみやすい解説でありながら非常に参考になります。長大な制作日記の写真や図解、動画での説明もありがたいです。完成品ギャラリーは実物と見紛うほどのクオリティで、訪問するだけでモチベーションも上がると思います。
もちろん講座を参考にしていても、いきなり上手な方の作品と同じように作ることは難しいです。ただ、結局の所プラモデルというものには決まった作り方などなく、今回もあまり工程や出来にこだわりすぎずに自由に作れればいいかなと思います。
開封とパーツ洗浄
開封すると説明書とビニールに入ったパーツが出てきます。欠品や破損なく15個のパーツが入っているか確認します。
*プラモデルによってはバンダイのガンプラのように洗浄せずとも塗装が可能なものもあります。
パーツの切り出し&組み立て(仮組み)開始
パーツの切り出しには一般的にニッパーという道具を使います。ホームセンターやホビーショップ、量販店などで数百円~数千円で入手できます。初めにあまり高いものを買う必要はないと思いますが、刃が厚い針金を切るためのニッパーはプラモデルには向かないので避けましょう。
ニッパーは2つの刃で潰すように切断するので、切断面が多少えぐれたようになります(高級品はほとんどえぐれがありません)。そこであえてゲートを少し残すように、パーツから離れたところを切断するようにしましょう。
幸い「ゾンビ黙示録コック」は組みやすいキットなのでスポスポとパーツをはめ込んでいけます。接着しないで一時的に固定する必要があるときはマスキングテープや「ひっつきむし」という粘着剤を使うと便利です。
仮組みの結果、上半身は大きな合わせ目ができてしまうことがわかったので、先に接着して1つのパーツにしておくことにします。使うのはプラモデル用接着剤。今回は乾燥の早い「流し込みタイプ」を使います。
先にパーツ同士を合わせておいて、その合わせ目に接着剤を含ませた筆(蓋に付いています)を当てて隙間に流し込んでいきます。接着剤を流したらパーツ同士がちゃんと圧着するように目玉クリップなどで挟んでおくといいでしょう。
脇腹部分のパーツも接着します。今回はパーツを組み合わせるための差し込みピンがきつくて上手くはまらなかったため、カッターナイフで少し削ってやりました。
次回へつづく…